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NFT分析ツール「Curio」

2022年4月23日

こんにちは、こうすけ(@ko__suke222)です。

NFTの分析ツールは何を使っていますか?
いろいろな分析ツールが出ていますが、新しく便利なツールを見つけたので紹介させてもらいます。

現在ベータ版がリリースされている、「Curio」というツールです。

上のツイートで紹介された際にwaiting list登録だけしていて、最近アクセスできるようになりました。

このCurioには、次のような特徴があります。

  • 直感的に操作できる
  • 過去のList、Sale金額が見られる
  • Traitsごとのフロア価格やList割合などを見られる
  • 最新のSale、List情報をリアルタイムで見られる、など

それでは、具体的に見ていきましょう。

Curioとは

まず、Curioが目指しているものを確認しましょう。
以下はDiscordのロードマップの情報です。

1. 進化したコレクションブラウザ (リリース済)
- 他のサイトと比較して10倍速いUI
- デフォルトで金額順に表示されるため、最適な案件を見つけることができます。
- Traitsで絞り込むと、リアルタイムのフロアとボリュームが表示されます。
- レアリティ・ランキングはrarity.toolsと一致します。
- 個々のNFT履歴を閲覧し、出品パターンを把握

2. コレクション特性市場 (リリース済)
- Traitsごとの平均価格、フロア価格、ボリューム、上場率の傾向を確認
- Traitsごとにフィルタリングやソートを行い、傾向を把握することができます。

3. コレクション分析 (⏳ 進行中)
✅ 任意のコレクションについて、主要な指標を時系列で表示
- 複数のコレクションを簡単に比較
- プロジェクトの収益を時系列で見る
- ステーキング活動の追跡

4. 今後のドロップ(🚧計画中)
- 今後のドロップを発見する
- 主な品質指標
- レアリティを即座に表示

5. コレクションホルダーブレイクダウン (🚧予定)
- コレクション内のクジラを特定
- ホルダー構成とウォレット分布の把握
- ダイヤモンドハンド、ペーパーハンド、実現した利益のリーダーボード

6. ウォレットプロフィール(🚧予定)
- コレクタースコア
- 実現利益、保有額、ポートフォリオの価値を時系列で見ることができます。
- 行動パターンへの洞察を得る
- 自分のプロフィールを登録し、カスタマイズする

7. ニュースフィード、ウォッチリスト、アラート(🚧予定)
- 特定のNFT、コレクション、ウォレットをウォッチし、パーソナル・アルファを構築する
- アラートを設定し、重要なイベント、価格変動、保存された検索結果との新しい一致などを通知します。
- ウォッチリストを作成し、フォロワーと共有することができます。
- チャートとインサイトをフォロワーと共有

こうすけ
こうすけ
まだ実装されていない機能もありますが、実現すればクジラの動きや各ウォレットの行動パターンも分析できるようになるので、かなりおもしろそうです。

Ranking

現在は大きく、Ranking、Minting、Trendingの3つに分かれています。
Rankingでは、コレクションのフロア、ボリューム、List割合などを見られます。

ranking

ソートもかけられるので、好きなように分析ができます。
また、一番右にはグラフが表示されており、カーソルを合わせると正確な時間や金額を見ることができます。

こうすけ
こうすけ
表示するグラフを変更することもできるので、これも便利ですね。
グラフ1

Volume

グラフ2

Floor Price

コレクション分析

Rankingの画面で調べたいコレクションをクリックすると、各コレクションの詳しい情報を見られます。
コレクションは、「Browse」「Traits」「Activity」「Analytics」の4つに分かれています。
いろいろな情報が1ページにまとまっているので、かなり見やすいです。

Browseページ

「Browse」ページではNFTが一覧で表示され、レアリティや金額などで並び替えができます。
ソートには「Best Value」という項目があり、これはレアリティと金額のバランスを見て、お得な順にソートしてくれるという機能のようです。

一覧から各NFTをクリックすると、詳細画面に移ります。

ここで注目したいのが、「History」です。
Historyでは、過去にこのNFTがいくらで売られたか、いくらでListされたかが表示されます。

赤い点がListing金額、黄色い点がSale金額です。
上の画像だと、4/16に29.99ETHで買って、現在90ETHでListしていることがわかります。
List金額が細かく見れるので、ホルダーがどのように考えているかも想像しやすくなりますね。

こうすけ
こうすけ
Heldは保有期間、Listed+200%は、29.99ETHで買って90ETHでListしているので、買ったときの+200%でListしていますよ、ということも一目でわかります。

Traitsページ

このページでは、Traitsごとのフロア価格や取引ボリューム、List割合などを見ることができます。
どのTraitsが価格に影響を与えるかなどを確認できます。

Activityページ

ここでは、リアルタイムでSalesとListingの状況を確認できます。

Analyticsページ

Analiticsページでは、4つの項目を見ることができます。
期間は1d~1yから選択できます。

  • Listings
  • Volume&Price
  • Floor Depth
  • Sales

それぞれ見ていきましょう。

Listings

フロア価格とListings数がわかります。

Volume&Price

取引ボリュームと平均価格、価格レンジがわかります。

Floor Depth

価格帯ごとのListings数がわかります。
フロア付近のListings数が少なければフロア価格が上がりやすく、逆にListings数が多ければフロア価格が下がりやすくなります。

価格の幅も選択することができますが、コレクションによって選択できる幅が異なります。価格が高いコレクションだと幅が大きくなり、価格が低いコレクションだと幅が小さくなります。

こうすけ
こうすけ
例に挙げているmoonbirdsだと、「0.25」、「0.5」、「1」、「2」、「5」ETHから選べます。価格が低いと、「0.01」刻みも選択できたりします。

Sales

Sales価格がマッピングされたグラフです。

長くなりましたが、以上がコレクションごとに見られる機能でした。

Minting

続いてMintingです。
ここでは、リアルタイムのMinting状況を確認できます。

uniqueは「percent of mints by unique wallet」と記載があるので、パーセンテージが大きい方が分散されているという指標かなと思います。
ただunipue walletの定義はよくわかりません。

Trending

最後にTrendingです。
ここではいま盛り上がっている注目のPJや、価格が急上昇しているPJなどを確認することができます。

最新のトレンドをつかむのに良いページですね。

まとめ:CurioはおすすめのNFT分析ツールです

現在ベータ版として実装されている機能は以上です。
いかがでしたでしょうか。

こうすけ
こうすけ
個人的には画面が見やすく操作もしやすいので、かなり使い勝手の良いツールだと感じました。

今後クジラ情報やウォレットの分析もできるようになれば、より便利になると思います。
ただ、現時点では一般開放はされておらず、応募した順にアクセスの案内が来ている状況です。

応募期限が4/30なので、気になる方は早めに応募してみてください。

メタマスク接続が必要なので、捨てウォレット推奨です。
また、5/31までにログインすると、ベータ版の限定特典を受け取ることもできます。

  • Discordサーバーでのスペシャルロール
  • プライベートベータコミュニティチャンネルへのアクセス
  • Curioの新機能へのアーリーアクセス
  • Curio Genesis Passの先行販売へのアクセス

最後まで読んでくださりありがとうございました。
それではまた~(^^)/~~~

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