こんにちは、こうすけ(@ko__suke222)です。
NFTの分析ツールは何を使っていますか?
いろいろな分析ツールが出ていますが、新しく便利なツールを見つけたので紹介させてもらいます。
現在ベータ版がリリースされている、「Curio」というツールです。
NFT分析に使えるツール18個をまとめて見ましたー!
— Yusuke Tanaka (@yusuket777) February 25, 2022
上のツイートで紹介された際にwaiting list登録だけしていて、最近アクセスできるようになりました。
このCurioには、次のような特徴があります。
- 直感的に操作できる
- 過去のList、Sale金額が見られる
- Traitsごとのフロア価格やList割合などを見られる
- 最新のSale、List情報をリアルタイムで見られる、など
それでは、具体的に見ていきましょう。
目次
Curioとは
まず、Curioが目指しているものを確認しましょう。
以下はDiscordのロードマップの情報です。
1. 進化したコレクションブラウザ (リリース済)
- 他のサイトと比較して10倍速いUI
- デフォルトで金額順に表示されるため、最適な案件を見つけることができます。
- Traitsで絞り込むと、リアルタイムのフロアとボリュームが表示されます。
- レアリティ・ランキングはrarity.toolsと一致します。
- 個々のNFT履歴を閲覧し、出品パターンを把握
2. コレクション特性市場 (リリース済)
- Traitsごとの平均価格、フロア価格、ボリューム、上場率の傾向を確認
- Traitsごとにフィルタリングやソートを行い、傾向を把握することができます。
3. コレクション分析 (⏳ 進行中)
✅ 任意のコレクションについて、主要な指標を時系列で表示
- 複数のコレクションを簡単に比較
- プロジェクトの収益を時系列で見る
- ステーキング活動の追跡
4. 今後のドロップ(🚧計画中)
- 今後のドロップを発見する
- 主な品質指標
- レアリティを即座に表示
5. コレクションホルダーブレイクダウン (🚧予定)
- コレクション内のクジラを特定
- ホルダー構成とウォレット分布の把握
- ダイヤモンドハンド、ペーパーハンド、実現した利益のリーダーボード
6. ウォレットプロフィール(🚧予定)
- コレクタースコア
- 実現利益、保有額、ポートフォリオの価値を時系列で見ることができます。
- 行動パターンへの洞察を得る
- 自分のプロフィールを登録し、カスタマイズする
7. ニュースフィード、ウォッチリスト、アラート(🚧予定)
- 特定のNFT、コレクション、ウォレットをウォッチし、パーソナル・アルファを構築する
- アラートを設定し、重要なイベント、価格変動、保存された検索結果との新しい一致などを通知します。
- ウォッチリストを作成し、フォロワーと共有することができます。
- チャートとインサイトをフォロワーと共有
Ranking
現在は大きく、Ranking、Minting、Trendingの3つに分かれています。
Rankingでは、コレクションのフロア、ボリューム、List割合などを見られます。
ソートもかけられるので、好きなように分析ができます。
また、一番右にはグラフが表示されており、カーソルを合わせると正確な時間や金額を見ることができます。
コレクション分析
Rankingの画面で調べたいコレクションをクリックすると、各コレクションの詳しい情報を見られます。
コレクションは、「Browse」、「Traits」、「Activity」、「Analytics」の4つに分かれています。
いろいろな情報が1ページにまとまっているので、かなり見やすいです。
Browseページ
「Browse」ページではNFTが一覧で表示され、レアリティや金額などで並び替えができます。
ソートには「Best Value」という項目があり、これはレアリティと金額のバランスを見て、お得な順にソートしてくれるという機能のようです。
Curio helps you find the best bang for your buck in any trait-based collection. Our "best value" sort is your favorite collector's favorite feature.#curiobeta pic.twitter.com/3djHuaEMZO
— Curio (now in beta!) (@curiotools) March 25, 2022
一覧から各NFTをクリックすると、詳細画面に移ります。
ここで注目したいのが、「History」です。
Historyでは、過去にこのNFTがいくらで売られたか、いくらでListされたかが表示されます。
赤い点がListing金額、黄色い点がSale金額です。
上の画像だと、4/16に29.99ETHで買って、現在90ETHでListしていることがわかります。
List金額が細かく見れるので、ホルダーがどのように考えているかも想像しやすくなりますね。
Traitsページ
このページでは、Traitsごとのフロア価格や取引ボリューム、List割合などを見ることができます。
どのTraitsが価格に影響を与えるかなどを確認できます。
Activityページ
ここでは、リアルタイムでSalesとListingの状況を確認できます。
Analyticsページ
Analiticsページでは、4つの項目を見ることができます。
期間は1d~1yから選択できます。
- Listings
- Volume&Price
- Floor Depth
- Sales
それぞれ見ていきましょう。
Listings
フロア価格とListings数がわかります。
Volume&Price
取引ボリュームと平均価格、価格レンジがわかります。
Floor Depth
価格帯ごとのListings数がわかります。
フロア付近のListings数が少なければフロア価格が上がりやすく、逆にListings数が多ければフロア価格が下がりやすくなります。
価格の幅も選択することができますが、コレクションによって選択できる幅が異なります。価格が高いコレクションだと幅が大きくなり、価格が低いコレクションだと幅が小さくなります。
Sales
Sales価格がマッピングされたグラフです。
長くなりましたが、以上がコレクションごとに見られる機能でした。
Minting
続いてMintingです。
ここでは、リアルタイムのMinting状況を確認できます。
uniqueは「percent of mints by unique wallet」と記載があるので、パーセンテージが大きい方が分散されているという指標かなと思います。
ただunipue walletの定義はよくわかりません。
Trending
最後にTrendingです。
ここではいま盛り上がっている注目のPJや、価格が急上昇しているPJなどを確認することができます。
最新のトレンドをつかむのに良いページですね。
まとめ:CurioはおすすめのNFT分析ツールです
現在ベータ版として実装されている機能は以上です。
いかがでしたでしょうか。
今後クジラ情報やウォレットの分析もできるようになれば、より便利になると思います。
ただ、現時点では一般開放はされておらず、応募した順にアクセスの案内が来ている状況です。
応募期限が4/30なので、気になる方は早めに応募してみてください。
メタマスク接続が必要なので、捨てウォレット推奨です。
また、5/31までにログインすると、ベータ版の限定特典を受け取ることもできます。
- Discordサーバーでのスペシャルロール
- プライベートベータコミュニティチャンネルへのアクセス
- Curioの新機能へのアーリーアクセス
- Curio Genesis Passの先行販売へのアクセス
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それではまた~(^^)/~~~